コース修了の要件
必修となるコースワーク
プログラムの大学院生にはコースを修了するまでに
- 「数物先端科学 I ~ X」および「数物連携先端科学 I ~ XX」の中から6単位
- 「社会数理先端科学 I ~ VII」の中から2単位
※FMSPコース生は、社会数理実践研究に参加しても「社会数理先端科学III」には単位認定されませんのでご注意ください。
の履修が義務付けられます。「数物先端科学」および「数物連携先端科学」 は、数理科学研究科、理学系研究科、カブリ数物連携宇宙研究機構の教員が担当し、オムニバス講義、集中講義などの形式でも開講されます。 プログラムの大学院生は自専攻以外の科目を選択する事ができます。 内訳は次の通りです。
- 「数物先端科学 I ~ X」(それぞれ2単位) 数理科学研究科開講科目
- 「数物連携先端科学 I ~ XV」(それぞれ2単位) 理学系研究科開講科目
- 「数物連携先端科学 XVI ~ XX」(それぞれ1単位) 理学系研究科開講科目
- 「社会数理先端科学 I ~ IV」(それぞれ2単位) 数理科学研究科開講科目
- 「社会数理先端科学 V」(2単位) 理学系研究科開講科目
- 「社会数理先端科学 VI ~ VII」(それぞれ1単位) 理学系研究科開講科目
「数物連携先端科学 I ~ XV」は以下の科目の中から認定します。「数物連携先端科学 XVI ~ XX」は集中講義の中から認定します。ただし、 内部進学生の場合は、学部との共通科目は学部で履修していない科目に限ります。(教務にある認定申請書によって申請して下さい。)
物理学専攻科目
- 流体物理学 35603‐0003
- 計算物理学 35603-0075
- プラズマ物理学 35603-0091
- 素粒子論 35603-0094
- 物性物理学II 35603-0098
- (宇宙論I 35603-0106*)
- 宇宙論II 35603-0107*
- 場の量子論 35603-0119
*宇宙論 I, II は隔年開講です。2022年度は宇宙論IIのみの開講となります。
<2022年度開講の集中講義で修了要件に認定されるもの>
【Aセメスター】
- 粒子加速器 35603-0017
- 物理学特別講義BIV 35603-1091「先端量子情報システム(量子センシング、量子通信など)」(担当教員:根本香絵教授)
※2021年度以前の集中講義については、教務にお問い合わせください。
地球惑星科学専攻科目
- 弾性体力学 35616-0005
- 地球力学 35616-0006
- 地球流体力学I・II 35616-0007・0008 *
- 大気物理学I・II・III 35616-1001・1002・2001 *
- 海洋物理学I・II・III 35616-1003・1004・2003 *
- 気候力学I・II 35616-1005・1006 *
- 宇宙プラズマ物理学I・II 35616-1008・1051 *
- 磁気圏物理学I・II 35616-1009・1052 *
- 地震物理学 35616-1033
- 惑星系形成論 35616-1072*
- 地球物理データ解析 35616-0002
(注)*の科目は隔年開講のため、開講されない年度があります。
「社会数理先端科学 V」は、先端科学技術特論I, またはII (化学専攻開講)のどちらかを取れば認定します。 両科目は隔年で交互に開講されます。2014年度は「先端科学技術特論I」 のみ開講。(教務にある認定申請書によって申請して下さい。)
(注1) 大学院入進学後、コース生となる前に「コースワークの該当する科目」を履修していた場合は、申請の上、認定を受ければ、コースワークの単位を履修したものと認められます。「コースワークの該当する科目」とは、「数物先端科学」、「数物連携先端科学」、「社会数理先端科学」および以下の(注2)で専攻ごとに定められた科目をさします。
(注2)
数理科学研究科
平成24年度冬学期に開講された700番台講義、数理科学特別講義は、「数物先端科学」として認定します。500番台講義は、専門基礎として重要な科目であり、博士前期課程において、分野にかかわらず履修することを推奨します。また,平成24年度冬学期に開講された「社会数理特別講義II」は「社会数理先端科学」として認定します。また、数物フロンティア・リーディング大学院の他専攻で「数物先端科学」、「社会数理先端科学」として認定される科目は、数理科学専攻でも同様に認定します。
理学系研究科
<物理学専攻>
数物フロンティア・リーディング大学院の他専攻で「数物先端科学」、「社会数理先端科学」として認定される科目は、物理学専攻でも同様に認定します。
<地球惑星科学専攻>
平成24年度冬学期に開講された地球惑星科学専攻の専門科目および先端科目(授業番号の枝番号が1000番台および2000番台の数字の講義)は、「数物先端科学」として認定します。平成24年度冬学期に開講される理学系研究科で開講される科目で「社会数理先端科学」として認定されるものはありません。また、数物フロンティア・リーディング大学院の他専攻で「数物先端科学」、「社会数理先端科学」として認定される科目は、地球惑星科学専攻でも同様に認定します。
博士後期課程における必修項目
博士後期課程に以下の2つの項目の内、いずれかに参加することをコース修了の要件とします。
- 海外の研究機関等への一ヶ月以上の派遣
- 企業等における一ヶ月以上のインターンシップ
いずれに参加する場合にも、事前に申請が必要です。審査を経て認められた場合にのみ参加が可能となります。 なお、インターンシップには、自専攻以外の研究室における研究等も含まれます。
申請先:fmsp_core@ms.u-tokyo.ac.jp
添付ファイルは受信できませんので、受取フォルダにアップロードの上、申請メールをお送りください。
※2022年度は海外派遣の代わりにオンラインで講演・聴講を行うことが認められています。詳細はコース生宛てのメールを確認してください。
博士後期課程1年次、2年次において社会数理実践研究に参加することを求めます。社会数理実践研究は産業界などからの課題について、グループワークによって取り組むもので、詳細の説明は毎年7月に行われます。参加による単位認定はありません。
FMSPが主催あるいは共催する学術的会合への参加
FMSPが主催あるいは共催する各種セミナーや研究会などの学術的会合への参加を奨励します。カブリ数物連携宇宙研究機構におけるワークショップなど、若手人材育成の立場から、コース生に出席を義務付ける学術的会合も開催されます。